私のたった1人の騎士〜ハーフ吸血鬼と血の契約〜【更新停滞中】
「星月ー?大丈夫?」


「大丈夫ー!」


とりあえずこれを隠さないと…。


お母さんに心配させたくない。


それに、思い出すのが嫌だ。


…あ、いい感じのバンドエイドはっけ〜ん!


ちょうど隠れるし、これで大丈夫だね!


「じゃ、私行くね!」


「行ってらっしゃい!気をつけてね~」


「は~い!行ってきます!」


カバンを持ち、家を飛び出す。


学校は近いところを選んだから、家から徒歩5分!


いつもより早いからか、生徒は全然見当たらない。


校門に立っている警備員にお辞儀をして、中へと入る。


朝練あるから向かうのは教室ではなく、東館の奥にある天文部の部室。


昔から星が好きで入った天文部。


入ってよかったと今ならすごく思える。


先輩も優しいし、友達も出来たしね!


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