私のたった1人の騎士〜ハーフ吸血鬼と血の契約〜【更新停滞中】
あ、ちなみにせづっていうのは私のことね?
せづきだからせづ!
「ねぇ、これ何の話?」
「ああ、吸血鬼の話よ」
「吸血鬼?」
だから伝説か…。
私の街には昔から伝説があり、その伝説にまつわるのが吸血鬼。
でもそれがいったい?
「出たのよ」
「え、出たって…まさか吸血鬼が?」
「違う…って言っても似たようなものか。首に2つの穴が空いている死体よ」
「えっ?!」
死体って…。
しかも首に2つの穴…。
吸血鬼は血を吸うために首に牙を立てる。
だから穴が開く。
…もしかして、私のこの首のあざのようなものって…。
そっとバンドエイドの上から傷を触る。
せづきだからせづ!
「ねぇ、これ何の話?」
「ああ、吸血鬼の話よ」
「吸血鬼?」
だから伝説か…。
私の街には昔から伝説があり、その伝説にまつわるのが吸血鬼。
でもそれがいったい?
「出たのよ」
「え、出たって…まさか吸血鬼が?」
「違う…って言っても似たようなものか。首に2つの穴が空いている死体よ」
「えっ?!」
死体って…。
しかも首に2つの穴…。
吸血鬼は血を吸うために首に牙を立てる。
だから穴が開く。
…もしかして、私のこの首のあざのようなものって…。
そっとバンドエイドの上から傷を触る。