私のたった1人の騎士〜ハーフ吸血鬼と血の契約〜【更新停滞中】
「ふぅ…さっぱりした〜」


ボスッとベッドに倒れ込む。


久しぶりのベッドはふかふかで気持ちい〜。


寝転がっていると、だんだんと睡魔が襲ってきた。


あ…ダメだ…これは寝落…ち…。


合宿で動き回ったからか、そこで私は意識を手放した。


気づくと周りは真っ暗。


夜?でも夜にしては暗すぎる。


ああ、そうか。


ここは私の夢の中だ。


ベッドに寝転んでそのまま寝ちゃったしね。


でもここ…なんか嫌な感じがする。


暗くて…少し冷たい。


━バサッ


…バサッ?


なんの音…って何これぇぇえぇえ!?


え、羽っていうのはわかるけど、なぜ羽だけ!?


今も羽はこっちに飛んできてて、私は固まってしまった体を頑張って動す。


本能が逃げろと、危険だと言っているっ。


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