私のたった1人の騎士〜ハーフ吸血鬼と血の契約〜【更新停滞中】
…どうしましょう。


全然寝れないんですが。


慣れない土地だからだろうな〜。


紅稀くんはまだ起きてるかな?


いやいやっ、さすがにこの時間にお邪魔するのはダメでしょ!


ガタンッ。


「ひっ?!」


ヒュゥ…。


か、風かっ。


そう言えばここ…〝何か〟出そうだなって入る前に思ったんだっけ…。


「や、やっぱり紅稀くんのところにお邪魔させてもらおうかな…っ」


さすがにこれは耐えられないですっ。


枕だけ持って、紅稀くんの部屋の前に立つ。


この時間だもん、さすがに寝てるよね。


でもでもっ、1人は怖いんだよっ。


「…何してんだ」


「こ、紅稀くん!」


迷ってるうちに出てきちゃった…。


うるさかったから起きちゃったのかな?


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