私のたった1人の騎士〜ハーフ吸血鬼と血の契約〜【更新停滞中】
「ごめんね!?寝てたよね!」


「寝てはないけど。つぅか、こんなところで星月は何してんだよ」


「実は怖くて寝れなくて…。一緒に寝てもいい?」


ダメ…かな?


もう16歳なのに…って笑われるかな?


それでも怖いものは怖いんだから仕方ないもん!!


「…入れば」


これはオッケーってこと?


やっぱり根は優しいんだ。


人は見かけじゃないって言うし。


「ありがとう!」


おおっ!この部屋も広い!


この家、どんだけ広いんでしょうか。


そこばかりが謎です。


「お前はベッドを使え」


「紅稀くんは?」


私がベッド使っちゃったら、紅稀くんはどこで寝るの?


見た感じ、ベッドは1つしかない。


「俺はソファーで寝る」


「いやいや!それはダメだよ!!」


「は?なんでだよ」


「このベッドの持ち主は紅稀くんだから!私がソファーで寝る!」


私がベッドで寝るのに、紅稀くんがソファーなんておかしいよ!


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