私のたった1人の騎士〜ハーフ吸血鬼と血の契約〜【更新停滞中】
「もういいよ!」


「はぁ…だったら早く寝ろ」


「うん、寝るよ。でもそれは…」


にっこり笑って腕を掴む。


「紅稀くんも一緒に…ね?」


「うわっ!!」


勢いよく引っ張り、ベッドへとダイブする。


柔らかいから衝撃を和らげると思ったけど…痛いのには変わりはなかったです。


「ってぇ…」


「大丈夫?」


「お前は無茶しすぎなんだよ」


「いたっ!」


何気にデコピン痛いです…っ。


「はぁ…今日だけだからな」


「ありがとう!」


やった!


奥に詰めると、紅稀くんが布団の中に潜り込んだ。


入った瞬間、向こう向いちゃったけど。


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