私のたった1人の騎士〜ハーフ吸血鬼と血の契約〜【更新停滞中】
逃げるにしてもどこへ?


ここは夢の中。


起きた方が早いけど、起き方がわからない!!


考えてる間にも、羽は迫ってきてて頑張って走る。


だけど相手は羽。


空を飛んでいるのだ。


簡単に捕まってしまった。


掴まれた腕はアザが出来るんじゃないかってくらい強く握られている。


い、痛い…っ。


女の子に容赦なしねっ。


『見つけた。魅姫よ…』


魅姫?


何よ、それ…。


私は魅姫じゃない。


御堂星月よ?


『血を…その血を飲ませろぉぉおぉお!』


「っ?!」


首に牙が刺さる。


━━ブツッ


そこで私の意識は真っ暗になった。


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