私のたった1人の騎士〜ハーフ吸血鬼と血の契約〜【更新停滞中】
「まぁ、いろいろあるんだよ」


そのいろいろが気になるところなんだけど…。


「ふーん。もういいや。私1人でも寝れるもん。おやすみなさい!」


「おいっ」


紅稀くんの呼び声も無視して部屋に戻る。


なんで教えてくれないんだろ!


最近は会った時より優しくなったから、少しは心を許してくれたと思ったのに。


それにしても、部屋に行っちゃいけない理由がわからない。


…もしかして!


私に隠れてお菓子を食べてるとか!?


…そんなわけないか。


私って頼りないのかな?


だから…何も話してくれないの?


< 65 / 81 >

この作品をシェア

pagetop