私のたった1人の騎士〜ハーフ吸血鬼と血の契約〜【更新停滞中】
「近づくなって言われても私は近づくよ」
「なっ」
近づかない理由がないもの。
例えあったとしても、それは私には関係ない。
「いつも助けてもらってるから。今度は私の番だから」
自己満足でしかない。
だけど、それで紅稀くんが助かるんだから安いものでしょ?
それにきっと、羽兎先輩もこうなることを望んでいる。
だからこそ、あの手紙を私に渡したんだ。
「っ…知られたくなかった」
悲しそうな顔をする紅稀くんの頬を撫でる。
知られて私が離れて行くとでも思った?
でもごめんね?
私は怖がりだから。
吸血鬼騒動がなくなるまではあなたから離れない。
「なっ」
近づかない理由がないもの。
例えあったとしても、それは私には関係ない。
「いつも助けてもらってるから。今度は私の番だから」
自己満足でしかない。
だけど、それで紅稀くんが助かるんだから安いものでしょ?
それにきっと、羽兎先輩もこうなることを望んでいる。
だからこそ、あの手紙を私に渡したんだ。
「っ…知られたくなかった」
悲しそうな顔をする紅稀くんの頬を撫でる。
知られて私が離れて行くとでも思った?
でもごめんね?
私は怖がりだから。
吸血鬼騒動がなくなるまではあなたから離れない。