私のたった1人の騎士〜ハーフ吸血鬼と血の契約〜【更新停滞中】
episode4

恋の相談

「せづー!おっはよー!」


「あさちゃん!おはよう!」


昨日あんなことがあり、そして自分の気持ちに気づいた翌日。


私はいつものように学校へ来ていた。


紅稀くんはまだ家なんだけどね?


満月の翌日だし、しんどいんだと思う。


それにやっぱり半分は吸血鬼だからか、太陽が苦手みたい。


一応学校では病弱ってことにしてるらしいから、遅れても大丈夫らしい。


けど、それはそれで騎士としていいのかな?


紅稀くんは大丈夫って言ってたけど…。


いつ襲ってくるかわからない。


今かもしれないし、数分後かも。


その時近くにいる子を巻き添えにはしたくない。


って思ってるときりが無いんだろうけど。


「そう言えばもうすぐ文化祭だね!」


「あーそっか、もう秋になるもんなー。今年は何をやるんだろう」


「去年は展示会だったんだよね!」


展示会は展示会で楽しかったけど、カフェとかもやってみたい!


動く方が私は好きだし!


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