私のたった1人の騎士〜ハーフ吸血鬼と血の契約〜【更新停滞中】
「…せづ?」


「っあ!すみません!少しボーッとしちゃって!」


「何か悩みがあるんでしょ?僕で良ければ聞くよ?」


私の悩み…。


それは昨日気づいてしまった想い。


でもこの悩みをいくら先輩でも、紅稀くんの身内に話してもいいのだろうか?


でもせっかくのご好意だし…。


身内の事は今は忘れて、先輩に甘えちゃおう!


「実はですね、気づいてしまったんです」


「気づいたって何に?」


この言葉言うの恥ずかしいなっ///


「紅稀くんのことが…す、好き…って」


うわーっ、私今絶対に顔真っ赤だ!!


こんな醜態を先輩に見せてしまうなんて!


でも誰かに聞いてほしかったし!


「え、今さら?」


…待って。


今さらってことはなんでしょう。


先輩は私が気づく前から気づいてたってこと?


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