桜の呪い
彼女について行きながら
駅を出ると初夏なのに
満面の桜が咲いた大きな広場があった


広場の中心には小さくてオシャレな
洋館のようなものが建っていた。

「あのね!あそこ!あの真ん中にある建物がね!私のおうち!」
そう嬉しそうに彼女は紹介してくれた。
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