魔法使いの一日
それは、数時間前―――……
「だーかーらー!! 俺も行くって言ってんだろ!!」
「イーヤッ!! 今日という今日は絶対にヤダ!!」
何故こんな言い合いをしているのかと言うと、理由は簡単。
「毎回毎回買い物についてきて、その度におばちゃん達に押しつぶされて! 助けるこっちの身にもなってよ!」
「んな事言ったって、お前が言うおばちゃんがあんな恐ろしいものだ何て思わなかったんだよ! だから次は大丈夫だ」
「お前そのセリフ何回言ったと思ってんだ―――!!」
再び言い争い開始。もうヤダ、この数日でこいつは家でゴロゴロしていた方がよっぽどいいって事が嫌ってほど分かってしまった。
それに、私の護衛だとか何とかで一緒についてきてるみたいだけど、もう大丈夫でしょ。すでにこの町にいるであろう魔法使いは私達に何の危害も加えてこない。考えすぎなんだよ。それに、本当の標的はソラとアル君で、私は所詮二の次。だから大丈夫だと言っているのに、ソラは聞く耳無し。私の心配より、自分の心配をしてろってーの!!
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「だーかーらー!! 俺も行くって言ってんだろ!!」
「イーヤッ!! 今日という今日は絶対にヤダ!!」
何故こんな言い合いをしているのかと言うと、理由は簡単。
「毎回毎回買い物についてきて、その度におばちゃん達に押しつぶされて! 助けるこっちの身にもなってよ!」
「んな事言ったって、お前が言うおばちゃんがあんな恐ろしいものだ何て思わなかったんだよ! だから次は大丈夫だ」
「お前そのセリフ何回言ったと思ってんだ―――!!」
再び言い争い開始。もうヤダ、この数日でこいつは家でゴロゴロしていた方がよっぽどいいって事が嫌ってほど分かってしまった。
それに、私の護衛だとか何とかで一緒についてきてるみたいだけど、もう大丈夫でしょ。すでにこの町にいるであろう魔法使いは私達に何の危害も加えてこない。考えすぎなんだよ。それに、本当の標的はソラとアル君で、私は所詮二の次。だから大丈夫だと言っているのに、ソラは聞く耳無し。私の心配より、自分の心配をしてろってーの!!
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