魔法使いの一日
「!? まぶしっ!!」


突如女の子から眩い光が放たれ、私は思わず顔を手で覆った。


そして光が収まったことを確認し、そっと目を開けると、


「んー! やっぱり元の姿に戻ったほうがいいですねー!」

「!!?」


女の子が居た場所には、変わらず女の子が居るんだけど、さっきまでの女の子とは外見が全然違っていた。


外見は私と同じ歳くらいになっていて、さっきまでの女の子とはとても思えない。でも、面影とツインテールにより、その子がさっきまでブランコに乗っていた女の子なんだと嫌でも認識させた。


「あんた……一体…」

「ああ、申し遅れました。私、シャン・ミリンと言います。どうぞお見知りおきくださいです」


その子…ミリンは深々とお辞儀をし、


「あ、こちらこそ…」


私もつられてお辞儀をした。












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