魔法使いの一日
「アル、謝ってすむ問題じゃない事くらい分かってる。だから…」
と、ソラがアルベルト君の手に握らせたのは、アルベルト君が持っていたナイフだった。
「ソラ!?」
「止めるな亜梨珠。いいんだ、俺はこうされても仕方ない事をしたんだから…さーアル、一発ぐさっとやってくれ!」
なにこいつとんでもない事平気で言ってんだ!!
止めるな、と言われたが、私がそれに素直に応じるはずもなく、すぐさまソラをぶん殴ってやろうと体を動かそうとした。が、
「また体が動かない―――!!!?」
今度はアルベルト君ではなく、ソラの仕業だと一発で分かった。
この大バカ!! 早くこの金縛り(?)解かないと一ヶ月おでん抜きにするぞ―――!!!
と叫ぶ前に、ナイフを持っているアルベルト君の手に力がこもり、
.
と、ソラがアルベルト君の手に握らせたのは、アルベルト君が持っていたナイフだった。
「ソラ!?」
「止めるな亜梨珠。いいんだ、俺はこうされても仕方ない事をしたんだから…さーアル、一発ぐさっとやってくれ!」
なにこいつとんでもない事平気で言ってんだ!!
止めるな、と言われたが、私がそれに素直に応じるはずもなく、すぐさまソラをぶん殴ってやろうと体を動かそうとした。が、
「また体が動かない―――!!!?」
今度はアルベルト君ではなく、ソラの仕業だと一発で分かった。
この大バカ!! 早くこの金縛り(?)解かないと一ヶ月おでん抜きにするぞ―――!!!
と叫ぶ前に、ナイフを持っているアルベルト君の手に力がこもり、
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