魔法使いの一日
皆さんこんちにわ、亜梨珠です。
私達学生は、今日から世間一般に言う夏休みに突入したわけですが、私にとってはあまり変わりのない事。ソラがこの家に住むようになってから、あわただしくなかった日など現在進行形でないのだから。まあ、夏休みだから学校に行かない分少しはマシだけど。
「あ、そーだ。ソラ、布団干しといてね。それ位できるでしょ?」
「当たり前だろ。つーか珍しいな、いつもは自分でやるのに」
ソラは朝食のトーストを齧りながら問う。
「そーなんだけど、それじゃ間に合わないからさ」
「何にだよ」
ご馳走様、とソラより早く食べ終わり食器を片付ける。
「何って、タイムサービスに」
「は?」
ソラはキョトンとした表情を浮かべる。
.
私達学生は、今日から世間一般に言う夏休みに突入したわけですが、私にとってはあまり変わりのない事。ソラがこの家に住むようになってから、あわただしくなかった日など現在進行形でないのだから。まあ、夏休みだから学校に行かない分少しはマシだけど。
「あ、そーだ。ソラ、布団干しといてね。それ位できるでしょ?」
「当たり前だろ。つーか珍しいな、いつもは自分でやるのに」
ソラは朝食のトーストを齧りながら問う。
「そーなんだけど、それじゃ間に合わないからさ」
「何にだよ」
ご馳走様、とソラより早く食べ終わり食器を片付ける。
「何って、タイムサービスに」
「は?」
ソラはキョトンとした表情を浮かべる。
.