後出しジャンケン
「真由、真由!」

「ん〜?」

ここどこだっけ?

そうだ、颯斗が事故にあう夢を見て、、、

「あ、、、」

目の前にいる颯斗の姿が夢ではなかった
ということを嫌なくらい実感させる

「真由ちゃん、学校でしょ?もう帰りな?」

「え?今何時?」

自分の腕時計で時間を見るともう朝の5時だった

「ほら、真由帰るよ」

お母さんに言われた言葉に力なく首を振ることしかできない

「じゃあ、帰るね。何かあったらいつでも連絡して」

「分かった。真由ちゃんもありがとね」

「うん」

家に帰っても何もする気になれず

ベッドに横たわるだけであっという間に時間はすぎていった
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