後出しジャンケン
真由side

どうして?

なんで私から離れて行っちゃうの?


そんな風に思っているうちに保健室に

着いていた

保健室の先生はどっか行っていていないのでとりあえずベッドに座った

座った瞬間涙が溢れて止まらない

「、、、っく、、うっ、、ど、、、して?、、っつ」

ガラガラ

誰か来た?

「真由!」

この声、、、龍?!

「なん、、で?、、りゅうが、、うっ、、いるの?」

泣いてるから上手く喋りずらい

「なんで?っていわれてもなぁ〜」

そう言って笑ってる龍。

「きいた?はやと、、、っく、、のことっ、、」

「聞いたよ、担任に。」

そう言って隣に座った

ギュッ

「!?」

「無理すんなよ、、、」

突然の事すぎて頭がまわんない

「お前の泣く顏なんてみたくないんだよ」

「俺は真由を、、、」


ガラガラ

「あら〜誰かいるの?」

やばっ!保健室の先生が帰ってきた!

「あら!久住さんと葛城くんじゃない!」

「あー、どうも先生〜 勝手に使ってすいません」

「いいのよ〜葛城くん、久住さんアイスノン貸そうか?目、腫れてるわよ〜」

「あっ、すいません お願いします」

「さっき、神崎くんのとこ行ってきたのよ〜」

先生、行ったんだ

「あ、そうなんですか」

「久住さんも行ったんでしょ?」

「はい、一応」

「今のうち行っときなさいよ」
先生はいつも笑ってるけど、この時は真剣だった

「はい」

「分かればよろしい!ほい、アイスノン」

「ありがとうございます」

「真由、戻ろー」

「うん。失礼します」








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