バグはなんの夢をみるの? 序章
僕ら
プロローグ
僕らは人間たちの世界で呼ばれる
「バグ」
人間界では動物の形に、
僕らの世界では動きやすいように人間の形に、
僕らの世界では自由自在、
どんなことでも出来る。
想像で造られている世界。
誰かが考えた淡いピンクとオレンジのグラデーションの空。
キラキラと光る無限の夢たち。
この世界では、「限界」なんてものはない、
存在しないんだ。