love you only
「父上の心配は要らないよ。反対なんて、しなさそうだし、それに・・・」



ルイは、私たちを見つめて微笑んだ。



「国王は僕だからね。僕がいいって言うんだから、いいんだよ?」



「・・・」


「・・・」



私とアランは、ルイの無敵とも言える発言に、ただただ驚くばかりであった。
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