誘惑したい上司の条件〜真島果穂になりたくて〜
「なんでもない、不能というのは…その…俺の仕事上のミスなんかを見つけてくれたのかな?」
穏やかな微笑みを浮かべた課長に、私は少し戸惑った…。
今の話しの流れでどうして仕事の話題なんかがでてきたのかしら…。
流れに任せて聞いたのに…。
それとも、課長は下ネタに関してはお子ちゃま急に鈍いのかしら…
ますます…経験者という経歴に疑問を感じるわ…
まさか本当に童貞なのかしら…
しかも"ピー"的な物さえ目にしたことがない…神レベルに純粋な人なのかしら…
これ以上はツッコミづらい…。
話しを逸らそうとした時
「どうした?遠慮しないで言ってみろ?」
なんて優しい笑顔で声をかけてくるから…
益々戸惑った私は
自然と、課長の下腹部あたりの方に目をやってしまった。
いや、でもここまで鈍いとも思ってなかっただけに、女の私がグイグイそっちの話題をふるのは流石に恥ずかしいことでは…?
考えた途端に一気に頬が熱くなって目を逸らしてしまった…。