誘惑したい上司の条件〜真島果穂になりたくて〜
課長が…硬直してピクリとも動かなくなってしまった。
私…いじめてしまったのかしら…。
課長の童貞説は本当だったのかもしれない…
こんな奥手な人が恋人だったら…
もしも…
結婚するとなった時には…
私たち…よぼよぼに年老いてしまっているのでは⁈
恐いっ‼
それも恐いけど…
私…もしかしたら子供も産めずに生涯を終えるのではっ⁈
女に産まれてきたのに…
それだけは絶対に嫌っ‼
課長が神レベルに純粋で、鈍感で、奥手な人だったとしたら…
私の悪い予想が当たってしまう可能性がある…。
それだけはダメっ‼
絶対に避けなければならないわ…っ‼
どうしよう…
やっぱり、どんどん私から積極的にいかなきゃならないのね…
考えるだけでお先真っ暗…。
硬直したままの課長に、ヘラっと笑いかけると
課長もヘラっと笑い返す…。
この先…どうやってお付き合いすればいいのかしら…。
助けてマイ辞書(少女漫画)‼