穏やかと癒し・・・ときどき、あい・・・
「あっ・・・」
手土産をお渡しするのを忘れていたことに気づいた。
「この和菓子、とても美味しいので是非」
と、和菓子の詰め合わせを風呂敷からささっと取り出し手渡した。
「わざわざ、ありがとう。和菓子はいいね。是非頂くよ」
「孝徳さんからお伺いしたんです。和菓子がお好きだと」
「嬉しいわ。ありがとう」
それからご両親と孝徳と私の4人で談笑した。
とても楽しい時間だった。
「ねぇ、咲希ちゃん、ひとつだけ伺ってもいいかしら?」
と、孝徳が席を外した時だった。
えっ!?
なんだろう?
「孝徳のどこが好き?」
ええっ???
え~~~~~???
「あっあの・・・」
少し困ってしまった。
ご両親に聞かれるとは思ってなかった。
「本音でいいのよ。まだ好きとかじゃなくて、好きになろうと努力してるところ?」
と、お母様が私の目を見て真剣なお顔だった。
「いえ、私は孝徳さんが好きでお付き合いしています。2カ月前にお会いした時はまだ自分の気持ちに気づいていませんでしたが、今はきちんと気づいています。それに先ほどの質問ですが、私は孝徳さんと一緒にいると穏やかでとても癒されます。自分自身が穏やかでいられるんです。それがとても嬉しくて・・・」
と、気持ちを伝えた。
伝わっただろうか?
「そう、それなら良かったわ。孝徳は幸せね」
お母様とお父様は顔を合わせて、微笑んでおられた。
孝徳が戻ってきた。
「ん?どうした?」
3人の雰囲気に気づいたのか孝徳が私に尋ねた。
「なんでもないの」
「じゃそろそろ帰るよ。今日は顔だしに来ただけだから・・・」
「そうなの?ご飯食べて帰ってもいいのよ?」
「いや、帰るよ」
と、孝徳はなんか帰ることを決めている感じだった。
とても違和感を感じた。
手土産をお渡しするのを忘れていたことに気づいた。
「この和菓子、とても美味しいので是非」
と、和菓子の詰め合わせを風呂敷からささっと取り出し手渡した。
「わざわざ、ありがとう。和菓子はいいね。是非頂くよ」
「孝徳さんからお伺いしたんです。和菓子がお好きだと」
「嬉しいわ。ありがとう」
それからご両親と孝徳と私の4人で談笑した。
とても楽しい時間だった。
「ねぇ、咲希ちゃん、ひとつだけ伺ってもいいかしら?」
と、孝徳が席を外した時だった。
えっ!?
なんだろう?
「孝徳のどこが好き?」
ええっ???
え~~~~~???
「あっあの・・・」
少し困ってしまった。
ご両親に聞かれるとは思ってなかった。
「本音でいいのよ。まだ好きとかじゃなくて、好きになろうと努力してるところ?」
と、お母様が私の目を見て真剣なお顔だった。
「いえ、私は孝徳さんが好きでお付き合いしています。2カ月前にお会いした時はまだ自分の気持ちに気づいていませんでしたが、今はきちんと気づいています。それに先ほどの質問ですが、私は孝徳さんと一緒にいると穏やかでとても癒されます。自分自身が穏やかでいられるんです。それがとても嬉しくて・・・」
と、気持ちを伝えた。
伝わっただろうか?
「そう、それなら良かったわ。孝徳は幸せね」
お母様とお父様は顔を合わせて、微笑んでおられた。
孝徳が戻ってきた。
「ん?どうした?」
3人の雰囲気に気づいたのか孝徳が私に尋ねた。
「なんでもないの」
「じゃそろそろ帰るよ。今日は顔だしに来ただけだから・・・」
「そうなの?ご飯食べて帰ってもいいのよ?」
「いや、帰るよ」
と、孝徳はなんか帰ることを決めている感じだった。
とても違和感を感じた。