穏やかと癒し・・・ときどき、あい・・・
「自信ないの」
「そんなこと言わないの。早川さんのこと好きなんでしょう?」
・・・・・・
言葉にしたら、気づかない振りじゃなくなる。
言葉に出来ない。
「咲希、私は咲希がまた恋をしてくれて嬉しい。早川さんなら何の問題もない。任せられる。咲希だって、だから好きになったんでしょう?あの二人とは違うし、咲希だってあの頃の自分じゃないって思えてるでしょう?」
私は何も言わない。
でも確かに孝徳はあの二人と違うし、自分でもあの頃とは違うと思ってる。
「大丈夫よ。心配することなんてない。二人で解決していけばいいのよ」
と、加奈子は立ち上がり、池を眺める為に少し離れた。
「早川さんにきちんと言いなさい」
「・・・試験が終るまでは言わない」
「それならそれでいいけど、少し伸ばしてしまったことで取り返しの付かないことになるのは避けてね。早川さんは待ってるわよ。待ちわびてるんじゃないかな」
加奈子は池を覗き込んでいる。
「加奈子、ありがとう」
と、加奈子にの隣に並びながら、前を向いてそう伝えた。
「どういたしまして。お腹すいたから、ランチ行こう」
と、加奈子はニコッと笑って歩き始め、私も一緒についていく。
加奈子は「なに食べようかな」と、モールの中にあるメニューを頭で考えてるようだった。
「そんなこと言わないの。早川さんのこと好きなんでしょう?」
・・・・・・
言葉にしたら、気づかない振りじゃなくなる。
言葉に出来ない。
「咲希、私は咲希がまた恋をしてくれて嬉しい。早川さんなら何の問題もない。任せられる。咲希だって、だから好きになったんでしょう?あの二人とは違うし、咲希だってあの頃の自分じゃないって思えてるでしょう?」
私は何も言わない。
でも確かに孝徳はあの二人と違うし、自分でもあの頃とは違うと思ってる。
「大丈夫よ。心配することなんてない。二人で解決していけばいいのよ」
と、加奈子は立ち上がり、池を眺める為に少し離れた。
「早川さんにきちんと言いなさい」
「・・・試験が終るまでは言わない」
「それならそれでいいけど、少し伸ばしてしまったことで取り返しの付かないことになるのは避けてね。早川さんは待ってるわよ。待ちわびてるんじゃないかな」
加奈子は池を覗き込んでいる。
「加奈子、ありがとう」
と、加奈子にの隣に並びながら、前を向いてそう伝えた。
「どういたしまして。お腹すいたから、ランチ行こう」
と、加奈子はニコッと笑って歩き始め、私も一緒についていく。
加奈子は「なに食べようかな」と、モールの中にあるメニューを頭で考えてるようだった。