星月夜
‥彼が何を考えてるのか分からなくて怖い
1時間後
「片岡さん、上がっていいよー」
「はい!」
チラッと彼の方を見ると‥彼はまだ書類に夢中だ
今のうちに帰ればっ‥!
そう思った私は慌てて他の従業員の人たちに挨拶を済ませ帰り支度をした
なのにこんな時に限って!
「あ、片岡ちゃん。さ来週の歓迎会、参加出来るよね?」
「‥あ‥すみません私は‥‥」
「だーめ!片岡ちゃん毎回欠席なんだから、今回は強制だよ!じゃなきゃ俺が先輩たちに怒られるよ~」
そう言って幹事の男の子は頬を膨らませた