星月夜


一人残された部屋の中。


一度ベッドに横になってしまったらもう起き上がる体力も残ってなかったらしい



まさか先輩、この部屋の合鍵まで作って来る気じゃないでしょうね…


だって先輩ストーカーだし。



……ま、そんな事あるわけないか。




そんなくだらない事考えてたら次第に瞼が重くなるのを感じた












カチ カチ カチ カチ......




何の音…?




カチ カチ カチ カチ......





一定のリズムを刻む音に目を開けると、目の前に滝沢先輩の姿が飛び込んできた



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