一人称が私から俺に替わる時
花崗・視点

「今日はなにすっかな〜」

部屋で音楽を聴きながら呟いたあたしの一言は見事に、



親に聞かれました〜〜;;;;


醤油と食パン買ってきてって…;;;;何作る気なの?お母さん;;;


兎に角行くか〜




毎度お馴染みショッピングモール〜


ここも少しはリニューアルしたらいいのに;;;


ん?


「日咲?」


誰と話してるんだ?


わぁお;;かっけー兄ちゃんだなおい;;;

流石日咲だねw


「さて、あたしは帰るかな〜」





……なーんか嫌な予感するのはあたしだけか?;;;


振り向くと…


二人は居なかった。


「日咲?」

あたしは周りを見渡したけど居ない。


あ;;;、フラグ立った感じ?;;;


外に出てうさみみパーカーがチラリと見えた



loveホテル



は、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!


ヤバイヤバイヤバイヤバイ。



助けなきゃ!嫌でもどうやって?!




!!

「一宮サン!」


そうだ!困ったときの一宮サンだよ!困ったときの男手だよ!



「待ってなよ日咲!」

あたしは人生初かという速さで一宮サンのマンションに向かった。



百メートル走、8秒の、東花崗を舐めんなよ!
< 22 / 45 >

この作品をシェア

pagetop