一人称が私から俺に替わる時

馬鹿娘…!

一宮・視点

─ダンダンダン


?な、何?!

「一宮サン!あたし花崗だよ!」

─ガチャ

「どうしたの花崗ちゃん?そんなに慌てて」




「日咲が!…」


「日咲ちゃん?どうしたの?」


「loveホテルに連れて行かれちゃった!助けて一宮サン!」



は?




ッチ、あれだけ男には気を付けなさいよって言ったのに…馬鹿娘!


「場所は?」


「ショッピングモールの斜めのとこ!」


「はい?!あんな所に行ったの?!」


「な、何?なんかあるの…?」


「女の子は知らなくていいわ。私行ってくるわ」


バイクの鍵を手にして私は階段を大半飛び降りて、バイクにまたがった



あそこのホテルは、よく隠し撮りをしてる場所。

ネットに流されたり、いろいろとたちが悪い。


「馬鹿娘…!待ってなさいよ!」
< 23 / 45 >

この作品をシェア

pagetop