一人称が私から俺に替わる時
花崗・視点


─ガラ

「おっはよ〜」


クラスに入ってまず目に飛び込んだのわ


珍しく机に突っ伏してる日咲。



「おーい、日咲死んでるの?w」

「おはようございます花崗ちゃん…」


「おはようw昨日の話を詳しく聞きにきたよん」


「!!〜〜//////」



ブフッw

何?この面白い生き物?w



へー、恋すると変わるもんだね〜〜♪



「そういやさ、冬休み日咲どうすんの?」

「冬休みですか?特に予定はありませんよ?」

「ふーん♪」


「な、何ですか?;;;」


「はい!これあげるよ♪」


あたしがお父さんから譲ってもらったチケット

名付けて!


『日咲&一宮サンをいちゃloveさせよう作成である!』


ん〜♪流石あたし♪


「…?これ何ですか?」

「それはね、イルミネーションのチケット♪」

「イルミネーション?」


この鈍感;;;


「冬休みったら、クリスマスでしょうが!;;イルミネーションでも見てムード盛り上げといで〜♪」

「な、成る程…//今日聞いてみます!ありがとうございます!」

「いーってことよ♪」

あたしは手をひらりと振って席についた。


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