一人称が私から俺に替わる時
一宮・視点

結局、何にもしないまま朝を迎えたけど余り寝れてない分辛さが倍だわ…;;;

起きれば朝に馬鹿みたいに強い姉は帰ってるし、ご丁寧に置き手紙があるかと思いきや…

『彼女と頑張りなさいよ!体力的に(笑)』

余計なお世話よ!こっちの苦労も知らないで;;;馬鹿姉貴;;;

「さて、昨日のイルミネーションが何なのかおバカ娘を起こしに行かないとね」

─ガチャン

─ピンポーン

………、まぁ、インターホンで起きるわけ無いわよね;;;

─ピピッ
─トルルルル

「…はい?田辺日咲れす…」

フルネームで言わなくても日咲ちゃんにかけてるんだから当たり前でしょ;;;;っていう突っ込みは置いておいて…;;;

「おはよう。今玄関先に居るのだけど」

リアル版メリーさんよね、これ;;;;

─ゴタガタタ

─ガチャッ

「おは…」
「一宮さん!♪」

え?ちょ、何事?!

「どうしたの?何かあったの?!」

「いいえ?早く会いたかったので!ニコリ」


ドフッ…///////


あ、ヤバイ…
< 45 / 45 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop