大和の風を感じて~運命に導かれた少女~【大和3部作シリーズ第1弾】
「瑞歯別皇子の妃選びも今始まってるみたいだから。特に今の大王は結構熱心に探されてるみたいよ」
(もしかして、私を瑞歯別皇子の元に仕えさせたのは、妃選びの件もあったからなの?)
佐由良はサーと血の気が引くような感じがした。
(もし万が一、今の大王から瑞歯別皇子に私を娶るようになんて話しがあったら、どうなるんだろう。
皇子が普通に拒んでくれれば問題ないけど、もし拒み切れなかったら……私はどんな扱いをあの皇子から受ける事になるだろうか。)
そう考えると、佐由良はとても恐ろしくなって来た。
とりあえず今は、皇子に他の良き人が妃になってもらうのを願うばかりだ。
(もしかして、私を瑞歯別皇子の元に仕えさせたのは、妃選びの件もあったからなの?)
佐由良はサーと血の気が引くような感じがした。
(もし万が一、今の大王から瑞歯別皇子に私を娶るようになんて話しがあったら、どうなるんだろう。
皇子が普通に拒んでくれれば問題ないけど、もし拒み切れなかったら……私はどんな扱いをあの皇子から受ける事になるだろうか。)
そう考えると、佐由良はとても恐ろしくなって来た。
とりあえず今は、皇子に他の良き人が妃になってもらうのを願うばかりだ。