【完】猫かぶり少女と腹黒王子





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その日の夜



私と大和

遥香と篠澤くんという部屋割りで寝ることに




「ねぇ大和?
大和はやっぱり昼間言ってたこと、やりたり?」




ソファにもたれながら、お風呂から上がってきた大和に質問




「まぁな…
でも俺は、椎名が嫌だっていうことはしたくない」








そう言ってくれて嬉しい





「私は…大和ならいいよ?
でもね、私の過去の話も聞いてくれる?」





私は過去を大和に話すことにした








話を聞いた大和は



「そんなことがあったのに…悪かったな。
ヤるのはお前からいいって言った時でいい」







「私は今日でもいいんだよ?

私はね、大和が好き



だからいいよ?大和は先輩みたいな人じゃないって分かってるし、無理やりなことはしてこない」




「いいんだな?」





そう言った大和は私に深いキスを落として


足に力が入らなくなった私をお姫様抱っこして、ベットに連れて行った











「痛くはしない」






優しく耳元で囁かれた大和の言葉








私はコクリと頷いて


大和に身体を委ねた














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