【完】猫かぶり少女と腹黒王子




突然先生からあんなこと言われて

ビックリした




でも医療の最先端を見るにはいい機会かもしてない




今日は用事があると言って、先に帰ることにした





「ただいま」



「おかえりなさい。今日は大和くん、一緒じゃないの?」



「毎日一緒とは限らないよ。
あとお母さん、ちょっと話したいことがあるんだけど…?」



「何?椎名からなんて珍しい」




「今日学校で先生に、ドイツに留学しないかって提案されたの」





「あらそうなの?行けばいいじゃない。私は賛成よ。貴女がやりたいことは知ってるし、いい機会じゃない」




「ありがとうお母さん。明日先生に言ってくる。
期間は一年、来年の一月からだって」




「そぉ…
一年ね、長いわね〜。私は応援してるわ」






「ありがとう」







ということで、私の留学が決定しました








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