【完】猫かぶり少女と腹黒王子
キーンコーンカーンコーン
授業が終わって私は遥香を、待っていた
ピンポンパンポーン
《2年1組、七瀬椎名さん。至急生徒会室に来てください》
というアナウンスが流れた
はっ?!
私?!
「ちょっと椎名!今の何?」
勢いよく教室の扉が開いて
遥香が血相を変えて入っていた
「どうしたの?」
「どうしたもこうしたもないよ!
今の放送!」
「よく分かんないけど、生徒会室に呼ばれた」
「じゃなくて、今の放送!
生徒会長直々のアナウンスだよ?」
えっ?
生徒会長直々って、そんなに会長がアナウンスかけたら可笑しいの?
「とにかく早く行ってきな。今日のところは私一人で帰るから!
また明日ね?」
そう言い残して遥香は嵐のように去っていった
一体なんだったんだろ?
まっ、いっか
生徒会室行こっと