【完】猫かぶり少女と腹黒王子
「顔真っ赤だよ?
そんなに恥ずかしいの?」
私の反応を見て、面白がってる
「降ります」
私は日向会長の膝の上から降りようとした
「ダメ」
そう言って日向会長はさっきりよも私との距離を縮めた
「椎名から、俺にキスしてくれたら、降ろしてもいいけど?」
…///
キスって…!?
「嫌です」
「だったらいいよ?
別に俺はずっとこの体勢でも」
あぁ…なんでこの人はこんなに私を苛めたがるんだろ?
私が猫被りだから?
そんなこと言ったら皆だってそうだ
「どうして私をそんなに苛めてくるんですか?」
「…?
…反応が面白いし…
俺がお前に興味を持ったから」