【完】猫かぶり少女と腹黒王子
「お前って料理とか全然しなさそうだからな。仕方ねーから俺が作ってやろうと思ったんだが…」
「大和の手料理⁈」
私が目を輝かせたのも一瞬で
「椎名のマズイ飯をこれからもくっていかねーといけねーから、それになれるための練習ってことで」
「私はそこまで料理下手じゃないし!」
本当だもん!
お母さんが居ない時とか、いつも1人で作ってから
早く帰ってきてもしいな…
「だったらお前の作った料理、食わせろよ?」
大和はなんでそこまで楽しそうなんだろうか
「じゃぁ、今日はカレーにしよ!」
私でも作れるしね!