【完】猫かぶり少女と腹黒王子




「でも、褒めてくれてありがと。嬉しかった」



正直な気持ちを伝えてあげた



「大和ってツンデレ?
いつもツンツンばっかしてる気がするんだけど?」




「俺はツンデレとかじゃねーよ!
そんな変な部類に入れるな!」



やっぱりツンデレだ〜

と私は密かに心の中で思っていた


















「七瀬…さん?」








あれ?どっかで聞いたことあるような声が…?




声の主に目をやる






あっ!



この前私に告白してきた人!



確か名前は…






「杉田くん?」




大和に告白現場を盗み聞きされてたときの人だ



「覚えていてくれたんですか⁈」



パァっと一気に表情が明るくなった杉田くん




覚えているもなにも、チェックつけてってるし


また今度って言われた時点で何かあるとしか考えられないんだけどね








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