俺様生徒会長に鳴かされて。
「うん…!よろしくね…!」





「だーかーら!

一緒に暮らすのはおまえじゃなくて俺!!」



って、あっという間に意気投合してしまったやつらに割り込む俺。



「もーうだからもう遅いんだってさっきから言って……って、えー!

まさか優羽ちゃんこいつと!?」


「??」


「彪斗と付き合ってるの!?」


「そう」


「ち、ちがいますっ!!」


「はぁ!?どういうことだよ、優羽」



俺の鋭いにらみに首をすくめながらも、『だって…』と相変わらず強情な優羽。



「だーめだめ!優羽ちゃんっ!」



さらに余計なことに、寧音が口をはさんできた。



「彪斗なんかと付き合ったらロクなことないよ!?

泣かせた女は数知れず。

本当に女の子を大切にしたことなんてない、サイテーヤローなんだからっ!」



ボロクソだなっ!



なんて言い草だっ!



おい、優羽!



そんな目で俺を見るなっ…。



って、すがるように優羽を見たけど、



フイ…



顔を背けられてしまった―――。
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