俺様生徒会長に鳴かされて。
サー……
背筋が一気に寒くなった。
もしかして、俺…
優羽に嫌われちまった…?
まぁ、
正直
なにひとつ否定できなかった。
実際、女なんて遊び道具にしか思っていなかったし…
そんなオモチャの扱いなんて、いつもいい加減だったし…。
改めて振り返ってみると、俺のしてきたことって、確かにサイテーだよな…。
だからって、寧音とかどうでもいい女からなじられるのは別にいいけどさ。
優羽に嫌われちまうのは、マジでしんどい…。
「なんかさっきも危ない雰囲気だったし、優羽ちゃん、彪斗なんかと一晩でも一緒の空間にいてみなさいよ。
頭の先から足の先まで、バリバリ食べられちゃうんだからぁー!
……って、あれ…優羽ちゃん?」
ぽろぽろぽろ…
いつの間にか、優羽は泣いていた。