俺様生徒会長に鳴かされて。

「内緒にしてすまなかったが、でないと君をここに入れることができないと思ったんだ」



「優羽ちゃん」と須田さんは意気込んだ口調で続けた。



「亡くなる前、君のお父さんと約束したんだ。『君を幸せにする』って。

なら、ここに通わせたほうがいい、いや通わせるべきだって思ったんだ。

優羽ちゃん。


君は、ダイヤの原石だ」





ダイヤの原石?





わたしが?
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