Secretな関係 1.5
「そうですかー。じゃあ私一人で寂しく6時ごろにお家出ますよーだ」
意地を張ってそう答えると、
「…それは駄目だ。俺も行くよ」
と答えてくれた。
…優しい
「じゃあそれまで起きてようよ!」
「…それは嫌」
「えー!寝ちゃうの?起きられなかったらどうするの」
「ゆあだけ起きていれば良いことだろ?俺は眠いから寝る」
そう言って立ち上がり自分の部屋に入ってしまいそうになる裕也。
「まって!寂しいから私、裕也の部屋に居る!」
そう言い、私はテレビの電源を落とし、電気を消して携帯を片手に裕也の部屋に入った。