お婆ちゃんは魔法使い



お婆ちゃんの目には涙が光った。



幸介は急に不安げな顔で お婆ちゃんの膝を叩いた。



「 お婆ちゃん目が痛いの。疲れたの。じゃ止めよう。」



幸介が大声で言った。



お婆ちゃんは静かに目を開いて涙を拭いた。



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