お婆ちゃんは魔法使い


そう言うと お婆ちゃんは


今までの ニコニコ笑顔を一変させて 緊張した顔に変った。



風景や様子が浮かぶように 


話すためには 心も話し言葉の 順序も


しっかりと整える必要があると思った。



静かに・・・



おもむろに・・・


低い声で話し始めた。




「幸介君・・・ 眼を瞑ってごらん・・・


 良いことを考えたよ。」と



さも 自信ありげに言った



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