お婆ちゃんは魔法使い



今度は お婆ちゃんの 記憶も正しいかな。



孝介君と比べてみてね。」と言って 




聡君の家の話を続けた。




褒められた孝介は またお婆ちゃんの間違いを見つけようと


したのか、気分が良くなったのか、



素直にお婆ちゃんの言う通りに目を瞑った。


嘘を言ったらお婆ちゃんの話を正させなければと思ったのだろう


孝介は目を瞑ったまま真剣に話を聞いたようだ。


< 47 / 76 >

この作品をシェア

pagetop