俺の彼女が照れないんだけど。
「んーきもちぃー」
「藍ちゃん、ここは保健室よー?
わかってるの?」
「うー…だって眠い
先生、寝かせて」
「やだっ激萌え!
なら寝てていいわよっ
カーテン閉めててあげるわね?」
あ、許しちゃうんだね先生。
「ふぁ〜私も眠いなぁ」
「由莉亜も来なよ
あったかいよー」
欠伸をしながら背伸びをすると、閉まったカーテンから眠そうな顔をした藍が顔をのぞかせた。
瞬間、ギラッと横から物凄い殺気のオーラを感じた。
「い、いや、私はいいよ!」
「えー。」
ぶーぶー
とブーイングをだす藍に曖昧に微笑んで、静かに私と彼女との睨みあいが始まった