俺の彼女が照れないんだけど。


「抱きてーって言ったんだよ。
なにか問題でも?」


「大問題じゃこの年中発情クソ男おおおおおおお!!」


「男子って皆そーだろ?なぁ。」



え。イヤイヤ。俺に話振らないで?
もう俺フルボッコはやだからね!


でも、それにしても衝撃的だ。
なんか、一気に荘士を取り囲むオーラが甘いピンク色になったんですけど。
コイツの色気はすげーよ?


ベットの上ではぁ、もう色気がたまんないっ!あれは世界遺産だと思う!


とか、この前どっかの女が言ってたっけ。


「あぁ?ちげーだろ。
おいめだかぁぁっ!」

「はいいいぃ!?」


あまりの気迫に思わず反応してしまった。

「てめーも年中発情してんのか?あ?」

「え、えと。」


最早、どっちが男かわかんねー。

ごめんね、荘士きゅん。
俺もうフルボッコはやだから!


「お、俺はしてねーよ!?
別に、漆原見ても何も思わねーしっ」

「は?アンタは藍に魅力が無いとでも言いたいの?」


何故そうなるうううぅぅぅぅ!?

結局、俺は二度もフルボッコをくらわされた。
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