もしもあの時…。(上)


「うん、ありがと。あ、お母さんただいま」 




お母さんが玄関から出てくる。




「先生から聞いたわよ、もう心配したんだから…え?病院いったの?」



「そう。滝沢くんが…」

滝沢くんと目が合う

「え?滝沢くん?」

お母さんも滝沢くんのほうをみる



「すみません。上野さんと同じ高校に通っている。滝沢光希です。すみません勝手に病院連れて行って、俺が勝手にしたことなんで上野さんを攻めないでください…」





< 158 / 292 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop