もしもあの時…。(上)



滝沢くんは私を抱きしめ、トントンと一定の速度で叩く


「ゴメンな。守れなくて。いつか守れるくらいいい男になるから…」   


耳元でそうつぶやいた…



体がいつになく体温をあがったのに気づいた…



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