もしもあの時…。(上)


「さぁ、彩奈ちゃん。俺のことを愛してるって言って?」


いま愛してるっていったら光希に嫌われる…

「嫌いです。」


「ふぅーん…じゃぁぬいじゃおっか。彩奈ちゃんも。」

「やめて…」

矢崎君は、Yシャツのボタンに触れる…


「んふふ。俺の彩奈は、これで俺のものになる。妊娠させてもいいかな?」
ニヤリと笑って顔を近づける…

「いやだ!私は、光希とがいい!」


「は?やっぱり滝沢か…ふっ…」

「きゃっ…」
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