もしもあの時…。(上)



がちゃ…


「彩奈!」

息を切らした光希がたっていた…


「こっ光希?」


目の前には光希がいる…何でわかったの?

「あーあ、後ちょっとだったのに…俺と彩奈は、できちゃった結婚するはずだったのにー



おまえを許さない…」


矢崎くんが、光希に殴りかかろうとする…
光希は、軽々よけて、矢崎くんの急所を蹴り飛ばす…

「うぅ…」


矢崎君はうめきながら倒れる…



「彩奈ごめん…」


光希は、私の手錠をはずしてくれて服を着せてくれる…私は、光希の前で泣きじゃくった…

「ごめんなさい…光希。私…」

「いいよ。わかってる」

光希は、私を抱きしめた…




でも…




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